こんにちは、TinyTeeth™認定講師のみひまるです。
▶ TinyTeethってなに?っという方はこちら(【体験談】歯固めジュエリーTinyTeethのディプロマ資格をとってみた)
2019年、歯固めジュエリーで乳児が死亡?誤飲?といったニュースがTwitterなど、ネットで広まりました。
これは本当?日本であったの?こちらのニュースについて調べました。
【2019年】アメリカで幼児死亡、米食品医薬品局FDAが注意喚起
FDAには、歯固めジュエリーが原因で重傷を負った乳児や小児の報告が寄せられており、このうち1件は死亡例である。死亡したのは生後18カ月の小児で、昼寝中に歯固めネックレスで首が絞まったことが死因だった。
また、「自閉症や注意欠陥多動症(ADHD)など特別な支援を必要とする小児に、感覚を刺激する目的でこれらの製品を使用すべきではない」としている。
参考文献:FDAレポート
たしかにアメリカで生後18ヶ月(1歳半)の赤ちゃんが亡くなった事故があったそうです。
赤ちゃんが歯固めネックレスをしたままお昼寝中に、歯固めネックレスが首に絡まり窒息死。
ただし、この事件の歯固めネックレスは、もともとアメリカで作られた"赤ちゃんが身に付ける用のネックレス"でした。
TinyTeeth講師が作る「歯固めネックレス」はママが身に付ける用となっています。
実際どういうものなのか?
TinyTeethの"歯固めネックレス"
歯固めネックレス、または、授乳ネックレス、ナーシングネックレスと幅広く呼ばれています。
わたしが持っているTinyTeeth™資格講座の基礎4作品ではないです。(結び方を応用することで作れるようになります)
こちらの用途としては、ママがネックレスをして、赤ちゃんを抱っこしてあやすときなどに使用します。
例えば、電車の中などでグズったときのご機嫌取りなど。
何度もお伝えしますが、ママが身に付けて使用するネックレスです。
▶ 歯固めジュエリーって一体どんなもの?詳しくはこちらの記事へ。
「歯固めジュエリー」=「TinyTeeth™」ではない
2017年頃からSNSで話題になった"歯固めジュエリー"ですが、いわゆる一般名詞です。
例えば、TinyTeeth™認定講師のわたしが作った歯固め、資格をもっていない誰かが作った歯固め、MARLMARLで売っている歯固め、こちらすべて"歯固めジュエリー"と呼んでもおかしくありません。
過去には、TinyTeeth(日本歯固め玩具協会)でも"歯固めジュエリー"いう言葉を使っていました。
この1件関してTinyTeeth(日本歯固め玩具協会)では下記のような発表をしています。
当協会がジュエリーと称しているのは、使用するパーツやその細部にまでこだわった仕上げの美しさが「まるでジュエリー」のようである、という意味での親しみを込めた愛称です。決して赤ちゃんが身に着けて使うためのジュエリーという意味ではありません。
しかし、今回の米国での用語の使い方から、赤ちゃん用の装飾品として使えるという誤解を与える可能性もあることから、今後は他の呼称を検討したいと思っております。
なお、当協会では応用編として一部ママ用の「ネックレス」や「ブレスレット」の作り方も指導しておりますが、【ママが使うためのもの】であることを明記しております。赤ちゃんが触れたり舐めたりする可能性のあるものですから、乳幼児が口に入れても安全な歯固め用パーツを使った作り方をお伝えしております。
引用元:https://tinyteeth.or.jp/safety/
つまり、今回はTinyTeeth™の作品が直接関係した出来事ではありませんが、危険性があることは確かです。
そのため歯固めなどに限らず、赤ちゃんがおもちゃで遊んでいるときには
- 目を離さない
- 正しい使い方をする
単純ですが、やはり保護者として徹底するべきです。
【検証結果】TinyTeethのベビーグッズを2年使ったらどうなったか
こちらの記事に「2年経ったらどうなったのか」をまとめました。
▶【検証報告】TinyTeethベビーグッズを2年間使ったらこうなった
まとめ:できるだけ赤ちゃんから目を離さない
TinyTeeth™認定講師として、ひとりの親として、この事故は知っておくべきだと思い、今回調べてみました。
TinyTeethのベビーグッズも含め、すべてのおもちゃが安全という保障はありません。
現在わたしも9ヶ月の娘がいますが、そこらへんをハイハイで自由自在に動き、100%目で追えているかと聞かれたらそうでないときもあります。
そのため、上の子がそこらへんに貼っていたシールを食べそうになったり…。
本を破いて紙を口に入れたり、ご飯粒食べたり(掃除しろ)、していたときはヒヤヒヤです。
事前に危険を排除できるならそれが一番ですが、それができないときもあるのでが現実。
やはり親(その名のとおり保護者!)の義務として、できるだけ赤ちゃんから目を離さないようにすることが大事だと改めて思い直しました。